挑戦

平素より大変お世話になっております。

このたび、主将を務めさせていただきます岩本遼と申します。日頃より慶應義塾體育會空手部へご支援、ご声援を賜り、心より感謝申し上げます。

この一年、主将として空手部を引っ張っていく覚悟を胸に、日々精進してまいります。これまでの3年間を振り返りますと、悔しさが残る結果も多くありました。個人戦では1年次にインカレ個人1部へ出場することができましたが、その後の2年間は出場を果たせず、自身の力不足を痛感いたしました。また、団体戦においても2年次にはインカレ5位入賞を果たしたものの、昨年はベスト16での敗退という結果に終わり、大きな課題が残りました。

しかしながら、これらの経験を無駄にすることなく、今年こそは必ず結果を残し、応援してくださるすべての方々へ恩返しをしたいと強く願っております。私たちが目指すのは、日本一という大きな目標です。それは決して容易に達成できるものではありませんが、だからこそ意義があり、挑戦する価値があると考えております。

日本一を目指すために必要なのは、部員全員が同じ目標を共有し、信念を持って努力を重ね続けることだと確信しています。個々の力を磨きつつ、互いに切磋琢磨し合いながら、チーム全体として成長し続けることで、必ず目標を達成できると信じています。

私は主将として、最後まで勝利を信じ、仲間とともに限界を超えて挑戦し続けます。慶應義塾体育会空手部100年の歴史に新たな1ページを刻むため、全力で駆け抜けます。

また、私たちがこのように競技に専念できるのも、多くの方々の温かい支えがあってこそです。特に、卒業生の先輩方をはじめとする皆様からのご支援には、日々感謝の念を抱いております。道場や設備の環境を整えていただけること、応援の言葉をいただけることは、私たちにとって何よりの励みであり、大きな力となっています。

今年度は主将として、慶應義塾體育會空手部の伝統を大切にしつつも、新たな挑戦に果敢に取り組み、より高みを目指してまいります。応援してくださるすべての方々に良い報告ができるよう、全力を尽くす所存です。

引き続き、変わらぬご支援とご声援を賜りますようお願い申し上げます。何卒よろしくお願い申し上げます。