憧れの場所で
- keiokarate
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この度、慶應義塾大学體育會空手部に入部いたしました総合政策学部総合政策学科一年の西倉啓介です。
中学までは、形を主に練習していました。高校に入ってからも形をするつもりでしたが、形を専門とする選手がおらず、形を思いっきり打てる環境がありませんでした。しかし、良い先生やコーチ、そして、最高の仲間に恵まれ組手を本格的に始めました。最初は、何もかも知らないことばかりで少しも上手くいきませんでした。それでも、コーチの厳しく熱い指導を受けながら仲間同士で切磋琢磨し、励まし合って稽古に励みました。その結果、一年生の頃は、団体戦で2回戦敗退であったのを二年生の半ばには、新人戦で強豪校に勝って団体戦で準優勝、個人でも-61kg級で準優勝することができました。しかし、全国や関東では歯が立たず、自分の無力さを感じました。そんな中、慶應義塾大学の先輩方が活躍している姿を見て、自分もこのチームで日本一を目指したいと強く意識し始めました。
高校二年生の最後、今までお世話になったコーチが辞めることもあり、早期引退を決意し、コーチや仲間から背中を押され、本格的に受験勉強を始めました。必死に勉強した日々は辛く苦しかったですが、ここで頑張れば憧れの場所で空手ができると思って乗り切りました。結果、合格することができました。
大学に入って、早2週間が経ちますが、毎日、自分自身の伸びしろを感じます。もっともっと強くなるために日々、少しでも成長し、一つ一つの練習に全力で励みます。また、当たり負けしないように体も大きくしていきます。これから、たくさん辛い経験も楽しい経験もあると思いますが、同期や先輩方と一緒に乗り越えて、日本一に貢献します。
最後になりますが、この慶應義塾體育會空手部という組織で、一生懸命稽古に打ち込み、精進してまいります。至らぬ点もありますが、何卒ご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。
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